耐震試験
阪神・淡路大震災クラスの地震波を再現、
もしくは規格波や人工地震波などで加振し、耐震が要求される製品に必要なデータを提供
- 当社で実施する耐震試験は、大型三次元振動台により、東日本大震災、阪神・淡路大震災クラスの地震波を忠実に再現することができます。耐震が要求される製品の設計に必要な、パワースペクトルや伝達関数などのデータを提供します。
保有する地震波形(耐震試験用)
他社では困難な東日本大震災の地震波形も、当社なら変位・速度・加速度共に100%再現!
- 東北地方太平洋沖地震波:2011
- 兵庫県南部地震波(神戸海洋気象台(現 神戸地方気象台)):1995
- 新潟県中越地震波:2004
- 釧路沖地震波:1993
- エルセントロ地震波:1940
- タフト地震波:1952
保有する人工地震波(耐震試験用)
耐震試験用地震波名 | 主な適用(耐震試験、耐震条件) |
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NTT人工地震波(1998年12月版) | NTTの建物内に収容する通信装置類の標準的な耐震試験 |
NTTドコモ人工地震波(2018年3月版) | NTTドコモの通信用建物等に収容される通信装置類の耐震試験 |
NEBS(GR-63-CORE zone4) Issue 4, April 2012 | ネットワーク機器の耐震試験 |
EN300019-2-3 Chapter4.2 | European Telecommunication Standards 耐地震条件 INDOOR用 |
EN300019-2-4 Chapter4.2 | European Telecommunication Standards 耐地震条件 OUTDOOR用 |
IEC61587-2 | ラック等の耐震試験 |
事例:耐震試験
- 東日本大震災、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震波の実地震波再現による耐震実験ムービー公開中
電機メーカーA社は、納入先の耐震仕様を満足することを確認するため、IEC規格に規定されている通信制御機器の耐震性能評価試験を実施しました。 - 耐震試験の動画はこちら
耐震試験の試験料金・作業内容
基本試験料
220万円/1日(2日目以降は180万円/1日)
- 加速度計
39ch(1か所3ch(x,y,z)、振動台上1か所、試験体上12か所)を超える場合、超過分は15,000円/chにてレンタル手配いたします。
校正証明書が必要となる場合、別途10,000円/ch申し受けます。 - 耐震試験報告書
1種類(和文) - 作業内容
試験、計測、解析、報告書作成、および搬入・設置・片付け・搬出時に於けるクレーン操作。
追加試験料
- 時間外作業
時間外に試験を行う場合、30万円/1時間
時間外に作業のみ行う場合、20万円/1時間 - 追加報告書
追加発行・別種類の報告書を作成する場合、10万円/部
(英文の場合は20万円/部) - 準備・搬出作業
搬入、設置を試験前日の午後に行う場合、60万円/半日
撤収、搬出を試験翌日の午前に行う場合、60万円/半日
※試験日前後の半日作業は、試験を2日間以上実施いただくお客様に限らせていただきます。
搬入、設置、撤収、搬出を試験前日又は翌日の終日で行う場合、120万円/1日 - 予備日
180万円/1日 - 変位計測(レーザー変位計)
15万円/試験体
※最大3試験体まで同時に加振することができます。 - 変位計測(モーションキャプチャー)
基本計測として1測点20万円
2点以上計測の場合は追加計測として1測点につき3万円
※詳細は別途お打ち合わせ。 - フォークリフト
フォークリフトをご利用の場合、別料金にてレンタル手配いたします。 - ビデオ
撮影・DVD作成(四分割画面)10万円/1日
(2日目以降は、5万円/1日) - 震度計
15万円/1日
(2日目以降は、10万円/1日)
ご注文
お客様所定の注文書が無い場合には、当社注文書にてご注文願います。
ご注文書を受領した時点で、正式に試験内容・試験日を確定させていただきます。
キャンセル料
試験のキャンセル・日程変更に付きましては、下記の通りキャンセル料をお支払いいただきます。(試験実施の結果、試験日程が短縮となった場合にも、適用いたします)
試験日当日より起算したキャンセル料
- 2か月前の試験日同日以前まで:無し
- 2か月~1か月前の試験日同日以前まで: お見積料金の50%
- 試験日の1か月を切って当日まで:お見積料金の100%
お支払い条件
試験費用は請求月の翌月末までに現金一括払いをお願いします。
振込手数料はお客様負担でお願いします。
詳細資料
関連リンク
製品についてのお問い合わせ
問い合わせ先:振動試験グループ
045-772-1324