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従来の海事コンサルティングの中心手法は経験でした。老練な海技者の判断が安全や効率を決定するのが従来型のコンサルティングです。しかし、そこでは必要以上に安全サイドに傾く心理に加え個人差も働くため、結果は大きくバラつく傾向にありました。

当社では、こうした状況を根本から改善する目的で、早い段階からコンサルティングに各種シミュレーションシステムを導入しました。

下図は操船シミュレータによる大型船の回頭実験結果です。操船方法と風向は両者とも全く同じで、風速のみを変えてあります。左側の風速13m/sに比べて右側の風速17m/sの場合には本船が風下に大きく流されて危険な状態にあるのかが分かります。この様にシミュレーションを用いると、安全や効率を定量的に把えることができます。

当社ではこうした手法により、常に定量的で分かりやすいコンサルティングをお客様に提供しています。

 
  当社で開発した各種シミュレーション・システムは次のとおりです。  
 
●フルミッション操船シミュレータ
操船シミュレータとは、実船の操船状況を模擬するための装置です。操舵室には実物の航海計器が置かれ、225°の大型スクリーンにはリアルなコンピュータグラフィックの映像が映し出されます。

船の種類や大きさ、港の景観、気象条件、潮流などは自由に設定できます。この装置を使って実際の船長や水先人が操船実験を行うことによって、入出港操船の安全やバースの効率を評価することができます。
●ファーストタイムシミュレーション  
 
一定の条件下での船舶の動きを計算する数値シミュレーションです。

人間が操船しないのでヒューマンファクターを取り入れることは出来ませんが、高速計算が可能なので、船の運動傾向を捕えるには最適です。
数値操船シミュレーション
●海上交通流シミュレーション  
 
船舶交通を面で捕え、海域全体の安全性を評価するシミュレ-ション。危険水域の抽出に有効です。
関門
●管制シミュレーション
船舶の航行管制を再現するシミュレーション。実際の船舶の動きを基に、主々の管制方法をトライすることにより効率の良い管制方法の検討が可能です。
管制シミュレーション
●係留船舶動揺シミュレーション
風や波による係留船舶の動揺を精密に再現するシミュレーションです。短周期の波だけではなく、津波や長周期波による港内副振動に対してもシミュレート可能です。

係留系の安全評価により荷役限界と係留限界を求める際に利用します。
 
 
●錨舶シミュレーション  
 
錨舶中の船舶の運動を再現するシミュレーションです。走錨限界や錨舶地の場所、広さの策定に利用されます。
 
●船舶配船シミュレーション(バース稼働率シミュレーション)
石炭や石油などの備蓄量と船舶配船の関係を詳細に計算するシミュレーション。荷役能率、季節要因、本船の遅延要因などを加味し、10年間分のシミュレーションができます。運航隻数、荷役機器の数、配船方法などを決定する際に有効です。
●コンテナターミナルシミュレーション
コンテナターミナルのレイアウトを検討するためのシミュレーションです。レイアウトによる荷役能率の違いやトラックの待ち時間の違いを求めることができます。
●波浪推算・港内静穏度計算
港内における波浪の高さや周期を推算し静穏度を求めます。岸壁における荷役限界や係留限界を求める際に利用します。